皮肉だ・・人を動かす


自分より優秀な人間を使えない社長の会社は

その社長の器以上には大きくはならない

とよく言われる

あの経営の神様 故松下幸之助氏も若き頃、


病弱だったがゆえに

部下に任せるしかなかったという

だから

「人を動かす」、人心を掴む天才(つまり組織を動かす天才=経営の天才)

になれたといっても過言ではないと僕は思っている。


皮肉にも僕は今、自分より優秀な人間(つまり健常者)に

手伝ってもらわないと、


できないことだらけになってしまった。

普通に両手に買い物袋を持って歩くことができる人が

僕より優れた人間なのだ

そんな僕より優れた人間を動かす

(動かすというと失礼なので、僕の代わりに動いてもらう)

ことができないと、

今の僕にはできることが異常に少なくなっている。

皮肉にもそんなことから、

僕は如何に自分より優秀な人間(つまり健常者)に

動いてもらうかを自然と、いつも

しかも必死で考えるようになっている

自分の代わりに他人に動いてもらうためには

その人に感謝の意を伝えること

が大切だということを

いつの間にか気づき始めている

それは口先だけの感謝ではなく、

相手がこちらが感謝していることを

「感じて」もらわないとダメなのだ。

そうでないと代わりに動いてもらえない

というか、

(期待通りに)ならないのだ

それはほんの些細なことでもそうだ。。

こちらが心からありがたいと思っていると

不思議と

期待通りの、

いや期待以上の

ヘルプをしてくれるものだ




もし、このことを


僕が会社をしてるときに

本当の意味で(今ほど身に浸みて)

感じていたなら、

あれほどまでに自分が動き回ることをしなくても

会社はもっとうまく経営できていたのではないだろうか

そして、倒れてしまうこともなかったのではないだろうか

などと思う今日この頃だ

皮肉なものである

今頃気がついてもあとの祭り・・


頭では分かっていたつもり・・

でもきっと、当時の僕は


どこか「自分がこの会社の稼ぎ頭だ」


という匂いを

出していたのだろう。


今から考えると

社長が「俺がこの会社の稼ぎ頭だ」という匂いを

少しでも出し、

もちろん、


「先頭に立つ事」は大切だけど


それは「全責任を負う」

ということであって

俺(社長)がこの会社の稼ぎ頭だから、


皆俺に従え(言うことを聞け、文句を言うな)

ということであってはいけないと

今更ながら思う。


そういう姿勢では


自分より優れた人は使えないし、


付いてきてくれない

あくまでも


「心から感謝」する姿勢

が人にやる気を起こさせ、

期待以上の仕事をしてくれるのだと思う。

こんなことは書物から知識としては


「知っていたつもり」だったけれど

今、

わが身が本当に不自由になって、

身に浸みて本当だなって感じる

あとの祭りかな・・