耐え難いこと・・

障害者となって・・

人間にとって最も耐え難いこと

って何か分かってきたような気がする

それは僕がこの5年間、

最も苦しんできた事でもある

人は貧しさや、病の苦しさには

耐えることができるけど

屈辱にだけは耐え難いものだ

と思うのだ

それが僕がこの5年間で

もっとも感じてきたことのような気がする

もちろん身体の不自由さや

痛みや痺れも苦しい・・

でもそれよりもなによりも

これほどたくさんの屈辱感を

感じさせられた事はなかったように思う。


そして、その事に最も苦しんできたようにも思う

その意味で

人間は心の生き物だとしみじみ思う

だからこそ、

最近が学校で問題になっている

イジメは絶絶対にいけない・・

なぜなら、イジメこそ

相手に究極の屈辱感を味わせ

心を傷付けるからだ

人間は心を傷付けられる事が

何よりも耐え難い事だという証拠に

イジメを受けた子供は

小学生でさえも自殺するのだと思う


そして、その屈辱に

耐え忍ぶために必要なことは

自我を捨てること・・

これが僕の一つの結論だ

つまり

死は自我を捨てるための

究極の選択でもあるわけだ

死ねば自我は当然無くなる。

でも生きて屈辱に耐え忍ぶには

いわゆる

思い入れとか

こだわりとか

愛とか

そういったものを限りなく

捨て去ることが

心の安らぎに繋がり、

苦しみからの解放される

ということが分かって

きたような気がする

こういうと

喜怒哀楽がないなんて

人間らしくない

という人もいると思うけれど

障害者になるという苦しみ

というものは

人間らしくないという言葉で

片付けられるほど

生優しいものではない・・

だから僕は

限りなく自我を棄てたいと

いつも思っている

自我ある限り苦しむことが

分かっているから・・