たとえ見通しがどんなに悲観的であっても、やり続けなければならない

脳卒中後の後遺症の半身不随の回復のためのリハビリ・・

これほど報われない苦労は他にはないだろうと僕は思う。。

僕は水泳選手でもあったから、トレーニングの効果の実感という経験はある。

たとえば簡単な話、腕立て伏せ、スクワット、25mダッシュ50本等々・・

いろいろなトレーニングを経験してきた。

でもそれらのトレーニングの結果は数日たてば(早ければ翌日には)

身体の変化として実感できたものだ。

つまりそれまでできていなかった事(水泳なら達成できなかったタイムや泳ぎのフォーム)が

できるようになsってきたものだ。。

それは苦しいトレーニングのあとの喜びでもあった

でもこの脳卒中後のリハビリってやつはいつまでたっても何の回復の実感もない

昨日できなかったことは今日もできない。

そして、5年後の今もできない・・

回復なんて言葉はいつの間にかもう信じていない。

それでも

僕は毎週通院リハに通っている・・

なぜか・・

たとえこのリハビリで「回復」できなくても、

少なくともこれ以上退化(機能低下)したくないから

これ以上退化(機能低下)すると本当に役立たずな人間になってしまうと思うから

だからこの先(回復の)見通しが悲観的であっても、やり続けけなければならない

そう思っている

もし、見通しが悲観的であると言う理由で止めて(諦めて)しまったら

本当にそこから退化が始まると思うから・・

事実、この5年間、自分なりにありとあらゆる事例を探したけれど

脳卒中後の半身麻痺になった人で元通りに回復した人は皆無だった

だってあの長嶋茂雄さんだって十数年前。(軽い脳梗塞)だったにも関わらず

今も右手は動かないようだ(いつもポケットに隠している)し、話し言葉も完全ではない

あれだけの国民的英雄でさえも、少なくとも僕なんかよりはずっと高度で最先端のリハビリを

受けているはずにも関わらずである

それに引き替え僕は、

(軽い脳梗塞)どころか、

脳深部の大量出血による(左半身完全運動麻痺&完全感覚麻痺)だったのだ

おまけに常時ひどい疼痛に苦しまされている

そんな僕が回復できるなどと思う方がおかしい・・

回復100%不可能と考えてもおかしくはない


そんな認識の元でリハビリを頑張るには

僕の意志の力しかないと思っている


その意志の地力の元には

夢とか希望とかそんな生ぬるいものではない

ただ、

人に迷惑だけはかけたくない

そう(役立たずな人間にだけは)なりたくだけはない

というプライドだけだ・・

なぜか僕はそこ(障害者でも役立たずな人間にならない事)だけは譲れない

だから、

回復は100%不可能と思われるような悲観的な状況であっても

僕はやり続けなければならないのだ

なざなら

止めたら(諦めたら)、本当にそこで終わりになるから・・

そう言い聞かせて生きている

それが今の僕の本音である