初体験(未体験ゾーン)

人間、、

生まれてすぐの赤ちゃんの頃から幼児くらいまでは

やること成すことほとんど全てが未体験であり、初体験である

初体験(未経験)だから、うまくいかず、失敗する


失敗してはじめて、その方法ではうまくいかないとを分かり、

「できる方法」を模索しながら、徐々にできるようになっていく

これが普通の人間の成長過程だろう。

でも、この歳になってこれほど多くの初体験(未体験ゾーン)が多いのも

困ったものだ・・

何が未経験かって?

実は生きてきたこの50年間で全くの未経験ではない

こういう「左半身麻痺の身体で経験する」ことが初めてのことが多いのだ。

例えば健常者の頃に右手片手(と思っていただけ)でできていたこと・・

そんな右手片手出来てたことだから、左半身麻痺した今でもできると思い

やってみたら、意外や意外・・

できないことがたくさんあるのだ・・

そして愕然とする・・

こんな事もできなくなっていたのか・・と

もう左半身麻痺になって4年半近く経過するけれど、

未だに「左半身麻痺の身体で経験するのは初めて」の事が多いことに気付かされる

つい最近だと・・

例えば、POST ITのようなメモ付箋に字を書こうとしたら、

(字を書くのは右手だから)できると思い込んでいたけど

なんと字がうまく書けないのだ!

POST ITに字を書こうとすると、

POST ITが逃げていく!

左手でPOST ITを押さえていないとPOST ITが逃げてしまい

字が書けないのだ・・

つまり、僕にとってPOST ITに字を書くという作業は

半身麻痺の身体で経験するのは初めてだったのだ (苦笑)

片手でできると思っていたことが

意外にも両手を使っていることが非常に多いことに気付くのだ・・・

もうひとつ・・単純に字を書くということさえも

ヤケにきたないタコのような字になってしまう事に腹が立つ

理由は左側で麻痺しているのは手と足だけではないことだ

自分でもあまり気付かないけど

体幹筋というやつも左側は麻痺しているそうだ

これは脇腹の近くにあり、普段はほとんど意識しないけど

文字通り「体の幹」で身体をまっすぐにして「姿勢を保つ」ための筋肉だそうだ

この体幹筋肉というやつが麻痺していると身体をまっすぐにしているのが辛い

すぐに麻痺側に身体が傾いていく

姿勢が保てない、、、

文字を書くという作業って右手さえ動けばかけると思いきや

意外と身体が傾いているとキチンと書けないのだ



そんなこんなでこの歳で(できると思っていたことで)

「初体験」になることがヤケに多い・・

健常者の頃の(45年の間の)経験がほとんど役に立たないこと・・

本当に多い・・

困ったもんだ・・


だから、僕は

今の僕に何がまだできて、何ができなくなったのか

未だにに判然としない・・

本当に困ったもんだ・・厄介な身体になったもんだと思う