一切皆苦
諸行無常
諸法無我
涅槃寂静
釈迦の仏教はこのたった4つの言葉で言い表すことができ、
この4つの言葉が柱になっているそうだ
一切皆苦:すべてのものは皆思い通りにはならない。この世で生きることは本質的に苦だ!
諸行無常:全てものは常にへんかしてゆく。生じては滅びるのが物事のさだめである
諸法無我:すべてのものにおいて「私」とか「私のもの」とい実体は存在しない
涅槃寂静:上述の3つ(一切皆苦、諸行無常、諸法無我)の真理を理解すれば、
絶対的心の平安を得ることができる
というとだそうだ。
この中で・・
一切皆苦・・今、まさに僕は苦のど真ん中にいると思う。生きること自体が苦だと本当に思う
なぜ毎日毎日、これほどまでに苦しく辛いのだろう・・
諸行無常・・僕は障害者になったことで多くの「モノ」を失った
そしてその喪失感に一時期かなり苦しんだ・・
自分の会社の喪失
収入の喪失・・
そして・・
身体の機能の喪失
身体の機能の喪失には4年経った今も苦しい
でもどの喪失したモノも。そう言われれば
いつかは無くなり滅びるものだ。
たぶん100後、いや50年後には(ぼくが脳出血を起こさず、健常者であったと
しても)消滅しているであろう 会社も・・僕の身体も・・
そういういつかは消滅するものに執著するなということか・・
諸法無我・・いつかは消滅するものに執著する自分(自我)が
あるから苦しむんだ
考えてみれば、人間の一生なんてせいぜい100年
この宇宙の、いyや地球の歴史から考えれば、ほんの一瞬の事だ
まさに「刹那」である
大切にしていたコトや思い入れのあったモノ(会社や自分の身体)だって
「刹那」の瞬間に生まれて消え去るもんだ。
確かにそんな吸刹那なことに執着して苦しむのはアホらしい事かもしれない
でも僕は
「そんな刹那な瞬間の希望」でも大事にしたい
なぜなら、僕は刹那な瞬間しか生きていられないのだから・・
まるでカゲロウのように・・