慢性疼痛という厄介な病気?

少し古いニュースですが、

7月に慢性疼痛患者の4人に3人「痛みは我慢するもの」 慢性疼痛実態調査というニュースがありました。

ファイザーエーザイは7月10日、全国9400人を対象とした慢性疼痛に関する実態調査で、慢性疼痛患者の4人に3人が「痛みがあっても我慢するべき」と思っているとの調査結果をまとめ、「我慢は美徳の日本人疼痛患者の実態が改めて浮き彫りになった」と述べるとともに、痛みの種類に応じた適切な薬物療法などで痛みを上手にコントロールして、痛みの慢性化やうつなどの合併症による「治療の難渋化」を回避すべきと指摘したとしています。

また、この記事のなかで、通院している6割以上の慢性疼痛患者が、通院先数回かえているとの報告。

宗圓教授は、「かなりの人がドクターショッピングを繰り返しており、受診先で同じ検査をしているとみられる。『治療効果に不満』との結果が最多だったのは医師にも問題があるかもしれない」などと述べ、医療費の側面からも問題意識を示した。

と、書いてありました。

一患者として、言わせてもらえれば、我慢するものではなくて、

「我慢しなくては非難されるもの」

と言い換えて方がいいかもしれないと感じている。

世間一般の人、医療従事者側に痛みにたいする認識が少ないこと。

医者も含め(家族まで)患者側が発言すると、「我慢が足らない!」等の非難が来る。

痛いというのは、痛みは目に見えず、客観的な検査もないことから、自己申告です。

また、そのときどきの精神状態の影響をうけやすいということから。

痛みの患者は、精神的な強さを要求されます。

私の場合、脳外科医の医師からでさえ「何を大袈裟に!気持ちの問題ちゃうか」と

言われてしまい、笑って我慢していました。

その以後、僕はいろいろな医者にかかっています。(俗に言うドクターショッピング

ドクターショッピングを繰り返す理由、、、

通院先を変えた理由は最多が「治療効果に不満だった」とあるように、

痛みの治療は確立していません。

痛み症状は、多岐にわたるため、

自分の痛みに合う医師がみつけることが非常に困難なのが現状・・


医師の治療には不満だが、そこにしか行くところがないという理由で、

我慢して通院している患者さんも多くいると思う。

医師に効果が無いと訴えても、自分の意見をいうと

否定されるか、「軽く」受け流されてしまう・・

そんな我慢の現状です。

慢性疼痛という言葉はかなり広い範囲の病状が含まれています。

ドクターショッピングを繰り替えさず得ない患者の苦しみを理解してほしい。