価値観を転換させられるということ


僕は半身麻痺という障害者になったことによって

それまで45年間で培ってきた価値観をいきなり転換させられた

というより転換せざる得なかった。


価値観・・

人それぞれに

価値を感じるもの

誇りにおもうこと

ちょっと自慢できること

いろんな価値観をもっている

そしてそれはそれぞれの人が生まれてから今までに培ってきたものだ


僕の場合、多少スポーツが得意だったので

特に水泳部にも所属していた経験から

「泳ぐ」ということに対して一種の喜びを感じていた

他にも身体を動かす(スポーツ)ことに喜びを感じていた

どちらかというと読書や音楽鑑賞などの

インドア趣味よりアウトドア派だった

でも・・一瞬にしてそれらすべてができなくなった。

半身麻痺に成った当初、正直ショックだった

それらの価値観を全て捨てなければならない

新しい価値観を見出さなければならない。

50歳前にもなって・・

特にこの暑い夏のシーズンになると辛い気持ちになる

ニュース番組に出てくるプールや海水浴の映像

そしてまもなく始まるロンドンオリンピックの水泳大会

北島・・頑張ってほしい


別に健常者であっても出場なんてできるわけではないけれど

泳いでいる姿を見ると心がチクっと痛むのはなぜだろうか

ぼくにとって全ては「過去」である

見るべきものではないのだろう


読書や音楽鑑賞などに喜びを感じるように価値観を変えて

生きれば良いという人もいるけれど

価値観を変えるなんてそんな簡単なことではない