伝わらないけど伝えることはできる

僕の本当の辛さを伝えることは本当に難しい

どんなに言葉を尽くしても絶対に誰にも分かってもらえない

だろうけど

だろうけど

僕には言葉が残っていることは確かだ。

そして右手だけでイライラするけれどキーボードも打つことができる

話をすることもできる。

はじめはミスタイプだらけで、校正だけで何時間も時間はかかるけど

いろんな提案書は作ることはできる

文章も作ることはできる。

これは僕が社会とつながりを持つことができるための、そして役に立つために

遺された唯一の能力だ。

昔のように走り回ることはできないけれど

技術の知識を持っていてもボルト一つ留められなくなってしまったけれど

屋根に上って太陽光パネルの状況確認もできないけれど、


それを「伝える」ことはできる能力は残してもらった。

この人に「伝える」能力こそが人間の文明の発展の大きな原動力
ではないかと思う。

これこそが人の「絆」をつくるものでもあると思う。

多くの身体機能を失ってしまった僕だけど

人として一番大切な能力だけは残してもらったと思う。

だからこそ

この「伝える」能力を使って障害者であっても世の中の役に立ちたい

世の役に立つ人間でありたいと思う。

僕の本当の辛さは伝わらない(伝えれていない?)けど・・