経済的破産と身体的破産・・

築き上げてきたモノを失うということ

あるブログの読者が病気の原因で事業を破産せざる得ない状況となり、

どういう気持ちの持ち方でいればよいかという相談メッセージがきていた。。


破産・・

それはそれまで築き上げてきたモノを失うということです。

一生懸命築き上げてきたモノを奪われてしまうということです。

それがどんなに辛いことか経験した人でないと分からないでしょう。

私の知り合いに

「自己破産も良いものだと思う。借金チャラにでき1からスタートできるのだから、、」

と言った人がいる。

その場でなぐり倒してやりたいと思った。

破産とはそんな生易しいものではない。。

僕も、会社を破産し、同時に自己破産もした。

脳出血で半身不随となり身体の機能を失ってしまい、その上の破産だった。

脳出血で半身不随となるということも身体の破産だと思う。

経済的自己破産と同じく、それまで、築き上げてきたモノ(身体機能)を失うのだ。

僕の場合、脳出血になるまでの45年間生まれてから赤ちゃんから築き上げてきた

身体機能を失ってしまったのだ。

とてもツラかった。。

僕の身体・・

中学生の時、水泳部での猛特訓に耐えて鍛えた身体・・

それなりに自慢ができる身体だった。

なんだかんだといって、45年間かかって築き上げた身体だった。

その築き上げたモノ(身体機能)を失ってしまったのだ。

会社も、自分自身の生活も、

ただひたすら頑張ってきただけだ。

なのになぜ、すべてを持っていかれなければならないのか、、、

何か僕は悪いことをしたのか?

なぜ僕が・・

なぜ僕の築き上げたモノを奪われなければならないのか、


なぜ僕が・・

そんな気持ちだった。

破産するということはそういうことである。

その精神的打撃に耐えなければならないのだ。

もちろん「1からスタートできる」とも言えるだろう。

もちろん(経済的破産の場合)負債はゼロになるだろう。

ではなぜ「1からスタートしなければならないのか」

と問いたい。

身体的破産、経済的破産、どちらもあまりにも辛い出来事だった。

でも今、それを何とか乗り越えている自分がここにいる。

我ながら人間って強いものだと思う。

僕は少年の頃気が弱く、泣き虫だったのに・・

この苦境のおかげで精神的に強くなったと思う。

j苦しいとき、心の中で泣き崩れている自分がいるなかで

もう一人の「こんなことで負けてたまるか」

という自分が出てくるのだ。

よくここまで来れたなぁ・・

まだまだこれから人生は長い。

後を振り向いている暇なんてない。

前のみを向きただひたすらに歩いて行くしかない。