逆境と順境

逆境、、、

それは人間にとって与えられた尊い試練であり、

この境遇に鍛えられてきた人間は誠に強靭であると思う。

古来、偉大なる人は逆境にもまれながら、

不屈の精神で生きぬいた経験を数多く持っているものだと思う。


そんな意味で、逆境は誠に尊いものであるなどと

やっと思えるようになってきた。

過去の偉人が乗り越えてきた逆境に比べれば

僕の片麻痺などというものは、逆


境ともいえない小さなものかもしれない。

それでも僕にとっては、僕のこれまでの人生にとっては最大の逆境であり苦境であることには違いない。

別に、逆境に遭遇したから偉人になれるなどとに溺れているつもりはない。

逆境も尊いけれど、順境も尊い

要は、与えられた天命に対して素直に、謙虚に受け止め生きていけるかどうかだと思う。

半身麻痺の不自由さは確かに苦しい。

でも嘆いていても仕方がない。この身体で知恵を絞り生きてゆくしかないのだ。

与えられたこの苦境を素直に受け止め、精一杯生きていくことができればそれで良いのではないだろうか

素直さを失うと逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生むのではないだろうか

自分の境遇に囚われることなく、また甘えることもなく、素直に与えられた運命を生きていくことからし

本当の心の安寧を得ることはできないのではないだろうか。

心の安寧が得られないと不安を生み、冷静さを失う。

逆に心の安寧を得ることができると心が前向きになり、何事にも冷静に向き合うことができ、知恵も沸き、

結果として、与えられた運命を最後まで生き抜くことができるのではないだろうか