心で生きる

僕は今日突然あることに気がついた。

僕の体は脳出血により不自由になったけれども、

身体で充分に生きることはできなくても、

僕は充分に心で生きることができるということだ。


僕はこうやって右手だけだけれどもキーボードを使い、言葉を駆使して

自分の気持ちを人に伝えることができるではないかということだ。

もちろんしゃべることもできる。それだけで充分だ。

つまりそれができるということは

人と心を通わすことができるということだ。

体が不自由でもそれだけで充分ではないかということに突然気がついた。


僕が生きて行くために必要なことは人とのつながりつまり「絆」であると思う。

そしてその「人とのつながり」を作るためには気持ちを伝える必要がある。

僕はそれができるじゃないか。


つまり人と心を通わせてことができる能力が残っているではないか。

それだけで充分だ。

人は気持ちで動くものだ。

だとしたら

きちんと心を通わせ気持ちを伝えることができれば


身体が不自由であっても思う存分やりたいこともできるのではないか。

自分の思いをしっかりと心を通わせ伝えることさえできれば、

自分の身体でできないことでもできるのではないか。

それが「心で生きる」ということだと思う。

それさえできれば充分ではないか。

僕にはそれができる能力が残っている。

言葉を駆使することができる能力。


この能力は脳出血で幸いにも破壊されてはいない。


だとしたらこの能力を駆使して充分にやりがいのある生き方をできるのではないか。

身体が痛いのはつらいけど、それさえこらえて思う存分心で生きることをすれば、

決して後悔のない生き方を全うできるのではないか。

そんなことに今日突然気が付いた。

良かったと思う。

なんとなく充実した気分だ。