善悪以前

何もないこの大宇宙に地球生まれ、そしてその中に生命が生まれ、

多種多様な動植物が進化してきた。

なかには病などで死に絶えてしまった動植物もあろう。

人間の人生とて同じではないか。

人それぞれ生まれながらにして体が弱く病気がちな人もあろう。

体力のある人もあろう。

得意も不得意も違いできることも違う。

僕は運命論者ではないけれども

この世の中は何か大きな目に見えない力によって運命づけられているようにも感じる。

そして所詮人間の知恵と才覚で左右できるものはこの世に定められたその運命の10%程度で

順境の人生も悲劇の人生も、あらゆる人類に降りりかかる災難などこの世に起こる

さまざまな出来事は人間の行動の善悪以前の問題ではないだろうか。

そんな心境になることができれば 得意に奢らず、失意に落胆することなく、

こだわりにとらわれることなく、

平々淡と粛々と迷うことなく我が道を歩むことができるのではないか。

そんな生き方にこそ、生きる意味が生まれ

どんな境遇であろうと自分の人生を有意義なものにできるのではなかろうか

障害者となってしまった今だからこそ、そんな心境になることができれば、

僕は真の心の平安を得ることができるのではないかと感じる。