全ての事象にリアリティがない

リアリティがない

そうだ

リアリティがないのだ!

脳出血以来、すべてのものにリアリティがなくなった。

目に見えるもの

耳に聞こえるもの

人の言葉


すべての感覚からリアリティが消えた・・・


そう現実感がすべて消えた

今やっとわかったような気がする

やっと言葉が見つかったかもしれない。

たとえば道を渡ろうとするとき・・

走ってくる車は認識できる。

だから通り過ぎるまで待つ。



でも見えている車にリアリティがないのだ。

ぶつかっても痛くもなく、死なないような気がする。

言葉も理解できる。

計算もできる

こうやって文章も書ける

でもそこにリアリティがない

リアリティを感じない



そんな「感覚のない感覚」が苦しい

ただ人の心の中だけは透けて見える気がする

言葉の奥に潜む心


そんなものが見えるようになった気がする。

そんなものが見えると苦しい。

怒る、悲しい、腹立たしい

素直に楽しめない、喜べない。