法律と良識

社の経営などしているとしばしば「法律の壁」というものにぶつかります。
法律に抵触しなければそれでよいでしょうか。?
法律は所詮人間が作ったものです。
「正義」を守るための完璧なものではありません。

法律がカバーできない部分を補うのは「良識」だと私は考えています。

私も弱小ながら企業経営をしたことがあるのである程度わかるのですが、
ある戦略を打つ時に、それが法律に抵触するかどうかという問題が出てくることがしばしばあります。
その戦略が法律上問題がなければ確実に利益が上がる戦略であるとしたとき、
どうしても法律に抵触しないようにすることだけに気をとられてしまいがちです。

どうすれば法律に抵触しないようにできるのか、
これは悪い言い方をすれば法律の抜け穴を探す行為と同じだと思います。

このときに気を付けなければならないのは、社会の「良識」と照らし合わせて問題がないか
というところまで考えることができるかどうかと思います。
企業というものはどうしても「利益追求」をしなければならないという宿命があるので、
法律にさえ抵触していなければそれで良い。という判断になってしまいがちです。

以前ライブドアホリエモン
株式取引で時間外取引という「裏技」を使って批判を浴びたわけですが、
確かに証券取引法上は問題がないのでしょうが
「良識」として問題があるということで批判を受けたのでしょう。

この「良識」に基づいて行動するということは、人間にとって特に企業人にとって非常に難しい
ことだと思います。

しかし良識がない行動に対しては、最後には「法律」ではなく、
「良識」をもって社会から制裁を受けることになるのだと思う。