自分の存在価値と生きがいとやる気

若い人の間でニート、フリーターと言われる人たちはまだ増え続けているのだろうか。
こういう人たちはよく目標ややりたい仕事が見つからないと言う。
そのような状態は、太陽の明かりが雲に覆われて夜のように周りが真っ暗で
身近にあるプラスの情報を見えにくくなっている状態だろう。
それは決して明確な「壁」ではなく、漠然とした不安だけではないだろうか。
とは言うものの、この「漠然とした不安」が一番厄介なのである。

あの芥川龍之介の自殺の原因もその手記から「漠然とした不安」だと言われている。

「漠然とした不安」というものはその不安の原因も「漠然」としているので明確にならない。
だからいつまでも不安が払拭できない。これは大きな心のストレスになると思います.
この状態が続くとうつ病になると思う

原因がはっきりしていれば、その原因を排除すれば良いという明確な目標ができる。

明確な目標は「希望」につながる


2年前は僕も将来が真っ暗だった。
それは決して世の中が真っ暗なのではなく僕の心が真っ暗だっただけであった。
このことに気がついたのは、ずっと後になってからでした。

そして障害者になった僕は自分の価値観を変えざる得なかった。
価値観が変わると希望も変わるものだ。不思議と以前の希望と思えたことが希望でも何でもなくなる

人に自慢できることは人の存在価値でもあると思う。
例えば僕は元水泳選手だったので、泳ぎが得意で体力自慢でもあった。
ダイビングが好きだった僕は素潜りが得意水深20mくらいは軽く潜れた。
このことは自慢でもあり、ある意味、自分の存在価値の一つだった。
左手足が麻痺してしまったときは、もう泳ぐこともできなくなったと感じた僕は自暴自棄になり、
自分の存在価値をどこに見出せばが分からなくなった。

二度とできない

こんなふうに感じることがつらかった。

今から思えば、「だかがこんなことで」である。
自分の存在価値なんて本気で探せばいくらでも出てくるのです。

心のパラダイム変換してしまった今では昔の自分がウソのようです。
昔、海でダイビングをして自然と触れ合うことに価値を感じ、生きがいを見出していた僕は
完全にどこかに行ってしまった。

今僕は全く別の自分の存在価値を見いだすことができ始めている。
こうなると、昔、価値を感じていたことに対しては何の未練もなくなるものである。
こうなってくると人間は強いと思う。

就職がまともにできずにやる気や目標を見失っている若い人たちには
自分は何に存在価値を感じるかを突き詰めることをお奨めする
これはは生きる目標を見つけるヒントになると思います。

決して、今の自分の能力を判定するのではありません。
そんな「能力」を考えてしまうと、僕のような障害者は何の希望も持ち込まれてなくなってしまいます
「能力」なんてのものは、目標を見つけたあとで考えることです。

「能力」はあったに越したことはないけれど、
「能力」が少ないのなら人より時間をかければ良いだけです

それよりも「目標」を見つけることの方が大切です。
「目標」さえ見つければ、たとえゆっくりでも、自分がある方向が決まるからです。
能力がなくて、ゆっくりしか進むすることができなくても、前に進むことが大切です。
人間は前に進んでいる感覚がないと不安に襲われるものです。
じゃあ目標はどうやって見つければよいのか。
それは自分は何に存在価値を感じるかを突き詰めることで見てくると思います。
そのために本をたくさん読むことは大切なことだと思います。
自分が価値を感じると思う本、もっと平たく言えば面白いと思う本を探せば良いと思います。
そこから何かが見えてくると思います。
こんな障害者の僕でも、存在価値を見出す目標を見つけることができるんだから、
きっと誰だって見つけることできると思います。

目標さえ決まればしめたものです。

僕なんて、右手片手でしかタイピングができず、健常者に比べれば異常に遅いですが、その分時間をかけることでなんとか目標に近づいています。

かたつむりのようにゆっくりでも前に進んでいる感覚さえあれば充実感で満ち溢れます。

世の中ハイスピードマーケティングの時代と言われていますが、決して皆スピード出して前に進んでいるとは限りません。前に進んでいるつもりがスリップしている人もたくさんいます。バックしている人までいます。

かたつむりのようにゆっくりでもよいから、毎日一歩でも前に進んでいるほうが気持ちいい!

そして価値観を変えることができれば楽しいことや生きがいを感じることはたくさんあります。