雇用の創出こそ企業の社会的責任

いつの間にか雇用の創出が僕の「志」になってしまった。

現在進めているNPO法人の活動内容は日本のモノづくり産業の海外進出、海外への販路開拓の支援ですが、
地域の産業を活性化させることが、ひいては雇用創出につながる。
健常者の頃やっていた伝統工芸品の海外向け販売についても、伝統工芸産業が最も困っているのは
後継者不足だった。国内のマーケットは、日本の伝統工芸品には見向きもせず、少子化高齢化し、
マーケットは縮小する一方でした。そんな中でいくら若者に検討工芸技術を身につけて、伝統工芸産業で働こうと思っても、売りが低迷する中では十分な給与も払うことができない、ましてや後継者育成などしている余裕もない。若者は若者で、その伝統工芸産業に未来を感じないから、厳しい修行に耐えてまで、頑張ろうという意欲もない。完全に悪循環であった。
僕は少しでも海外に販売されることによって、売上が上がり、未来に希望をもつことができ、伝統の技を継承することができれば嬉しいと思っていた。
それはなにも現行伝統工芸品だけではなく、現代のエンジニアリング技術でも同じである。
日本の技術力を底辺で支えているのは中堅中小企業の職人さんの匠の技である。
あの最先端のH2ロケットの形状さえ、「ロケット職人」呼ばれる職人さんが手のひらでロケットの表面を触ることで、空気抵抗が発生すすあたわみ箇所を見つけ、修正するのだというではないか。やはり「希望」を与えなければならない「希望」なくしてその職につこうと思わないであろう。

そのためにも「海外進出」という販路開拓はモノづくりの中堅中小企業にとって重要な課題であると思う
それで今回決めた。雇用促進のための職業訓練の一環として「海外進出実務ノウハウ」のような研修を行うことにしよう。雇用促進こそが企業の社会的責任であると思うようになってきた。
1年前は会社破産・自己破産で無職無収入でおまけに障害者となっってしまった自分を受け入れきれず自暴自棄状態だった自分が1年後こんな志を持って仕事ができているとは夢にも思わなかった。