心のディスカウントは止めた!


今日テレビで、横綱白鵬の連勝記録途絶えたニュースを通して、スポーツでとても常
人ではこの記録を破ることはできないだろうと言われていた新記録を誰かが一度選ぶと、
不思議とその後からは次々とその新記録を破る人が出てくる現象があるという話があった。

こういった「前人未踏の記録」ことを「人間の心の壁」そして「心のディスカウント」
と言うのだそうだ。

「今まで誰もできてないんだから、とうてい自分にも無理だろう」という気持ちになることである。
これは潜在意識である。

確かにそう言われれば、そういうことがあると思う。

僕は、中学生時代は水泳部だった。自由形の選手だった。

その当時、医学的にも人間の体では100m50秒を切ることは絶対にできないと言われていた。
ところが1976年のモントリオール五輪で、この時絶対に破れないと言われた50秒の壁を
ジム・モンゴメリが49秒99という劇的な世界記録で破ったのだ。
そうすると、その後のオリンピックで次々と49秒台の記録をマークする選手が続出してきた。
ところが、現在はなんと世界最高記録はなんと46秒台である!!
僕自身もとても不思議に思っていたことだ。
つまり、誰も破れないと言われていた壁をがあり、誰も破れないでいると、自分もやっぱり無理だろう
ということが潜在意識に持ってしまうらしいこれを「心の壁」「心のディスカウント」と言うらしい。
ところが、一度誰かがその壁を破ってしまうと、他の人まで「自分もできるのではないか」と思うらしい。
そして実際に、記録を破ってしまうのである。

これを聞いてぼくは思った。

僕も脳卒中による片麻痺の「完全回復」はあり得ないという「心のディスカウント」をしてして
しまっているのではないか。

確かにこれまで、いろんな脳卒中による片麻痺の方と出会い、コミュニケーションもした。
しかし誰一人として「完全回復」した人は見たことがなかった。
どの本を読んでもそうだった。かなり改善したとはいえ、発症以前の状態にまで戻ってはない人ばかりだった。
発症後10年という人も知り合いに存在するが、彼も麻痺の状態で工夫して自立しているだけだ。
「元の自分に戻ることはない」という意識が僕の中には確かにある。
これは「心のディスカウント」ではないだろうか。

誰も達成できなかったことだからといって、諦めることはやめるようにしよう。

最後の最後の最後まで「希望」を持とう。

「他の誰にできなくても自分にはできる」と思うようにしよう。
それが「大志」というものではないだろうか。
「大志」とは大それた志のことであると思う。
人になんと言われようが「そんなことできるわけがない」と思われるような志のことを「大志」というのではないだろうか。その「大志」であるからこそ、希望に燃え、自分を信じ、日々を精進して生きていくことができるのではないだろうか。
だから僕は、脳出血を発症した45歳を新たなる起点にして、
もう45年かけて、「完全回復」を志そう。
そして90歳でシニア国体で自由形で水泳大会に出場するという
リハビリ医師から言わせれば到底不可能と思うような目標を持って頑張ってみよう。
これを個人的な「大志」として頑張ってみようと思った今日でした。氏
$まだ俺は生きている!脳出血で半身不随になった元IT系社長の勝手気ままな独り言日記-シニアスイミング