どんな大義名分があろうとリークはいけない。

昨日、一昨日から、尖閣諸島の衝突ビデオ漏洩問題が大きな問題になっている。
これは大変な問題だと思う。
海上保安庁からの内部リークであることはまず間違いない。
これに対し「日本政府の弱腰外交に対する、そして国民の要望に対する正義の告発だ」などという
評論家がいますが、僕はこんなことを言う評論家のメンタリティを疑います。

リークとは組織に対する「裏切り」以外のなんでもない。
過去に一時大企業のネット上での「内部告発」というリークが流行りそうになったことがあったが、
こういうことが行われると、組織の中での信頼関係が総崩れになってしまう。
組織・・「家族」でも「零細企業」でも「大企業」でも信頼関係などに成り立っているものである。
たとえ悪いことをしていたたとしてもその「組織」裏切って情報洩らすということは人間として
信頼をなくす行為です。本当に内部の腐敗を正すために「正義の告発」をするなら、実名出して堂々と体を張って公開すべきであると思う。匿名でリークしてしまうと、他の真面目にがんばっている組織の人間同志がお互いに疑心暗鬼になってしまい、それこそ組織が、国が、崩壊してしまう。
そういう意味で私はウィキリークスには絶対に反対です。
ウィキリークスの運営者の自己満足であり、マスターベーションにすぎないと思います。

ジャーナリストが情報源(リーク元)から情報を収集することと、
リークができる仕組みを作ってしまうこととはまったく別物です

ジャーナリストが情報源(リーク元)から情報を収集する場合、
公開元はジャーナリストであり、明確です。
だから公開の方法・タイミングはジャーナリストの判断に依存します。
つまりその情報公開が悪影響を及ぼすかどうかについてはジャーナリストはその責任を負わなければなりません。もしもその情報公開によって、罪のない誰かが被害に遭った場合、そのジャーナリストは
世論からモラルを問われ、責められるでしょう。
匿名リークができる仕組みを作ってしまうと、だれも責任を負わなくなってしまいます。
非常に危険だと思います。