円高でも日本の技術は負けない 中国のレアアース禁輸にも負けない。

現在、円は80円台で、輸出産業は危機だと言われていますが、
僕はそうではないと思っています。

本当に優れた技術、そして日本しかできない技術で、しかも必要不可欠な優れた技術であればコストは関係なくなるのではないか。
現在不景気だと言われていますが、実はお金が動いているだけで、世界にはお金がどっさりあるのです。
お金の行き先が無いだけの話です。

とするならば、

本当に必要な、たとえば地球環境保護に本当に必要な省エネ技術で、しかも日本にしかできない技術を持つっていれば、お金はそこに向かっていくはずです。

日本にはたくさんそういった技術があるはずです。

たとえば、環境技術ではないですが、私が脳出血で倒れる前に続けていた日本刀の販売は今、
別会社に発送委託していますが、これは今でも注文があります。
なぜなら、世界でもこれは日本人の刀匠にしか作れないからです。

欲しい人にとっては、何が何でもほしいのです。

日本刀の刀匠になるためには、最低でも10年の修行が必要だと言われます。
しかもその修業時代は無給です。
それに耐えて、優れた刀匠になりたいという志を持ち続けなければならないのだ。
こんなことは日本人しかできないと思う。
こういった職人さんにしか作ることができないものは、コストは関係なくなるのではないか。


昨日2年ぶりに東京に行く際に、新幹線の中のウェッジというビジネス雑誌に昨今メディアを騒がせている中国によるレアースの輸出規制に関してそれを日本の技術力で乗り越えることができるという
興味深い記事が出ていましたのでそれを以下に紹介します。。


───WEDGEより抜粋──

       -------------  中略 -----


高性能磁石メーカー信越化学のリサイクルプラント技術

カザフスタンではウラン鉱石の採掘したあとには現在確認できているだけで、1億5000万トンもの残渣がある。この残渣から3~4%のレアアースを取り出すことが可能だ。少なく見積もっても450万トンのレアアースが見捨てられていたわけだ。これだけで、現在の日本のレアアース需要の150年間分を賄える。しかも、今後、抽出可能な残流が増える可能性もある。
 この事業について、同社無機・鉱産事業部ガラス原料チームのチームリーダー・宇野正人氏は「技術力のある日本の商社と一緒に仕事するということは、カザフ側のインセンティブにもなった」と話す

レアアースがなくなれば、デジカメのレンズも作れなくなる。

中国には真似できない量産化と作り込み 

日本の技術力は、依存度の低減だけではなく、中国を牽制するカードにもなりうる。現在、ネオジム鉄ボロン磁石に限っていえば、世界で生産を二分しているのが、中国と日本だ。多数の中国メーカーが参入を目指しているEVはもちろん、中国で普及している電動バイクのモーター、スピーカーに使用されるなど、中国国内の使用量が増えている。
 とは言っても、日本の技術とは歴然とした差がある。生産量では中国は日本の3倍とも言われるが、生産額でみるとその差はおよそI・5倍に縮まる。要するに日本の磁石のほうが、付加価値が高いということだ。 今回の中国によるレアアース絞り込みも、先を行く日本の技術がどうしても欲しいという思いの裏返しであると言えば言い過ぎだろうか。中東諸国が原油の生産だけではなく加工や製品の生産まで自国で行いたいと望むように、レアアースの原料から最終製品まで一貫体制を国内に構築したいというのは、中国の悲願のはずだ。

 先にも述べたネオジム鉄ボロン磁石は、高温下でその強い磁力を失うという欠点がある。そこで、ディスプロジウムを添加することで耐熱性を高めて利用される。だが、添加量が増えると、今度はネオジム鉄ボロン磁石が元来持つ強い磁力を低下させてしまう。
 日立金属はいかに少量のディスプロジウムで耐熱性を高められるか研究し、結晶の特定部位に存在するディスプロジウムが耐熱性を高めることを突き止めた。そして、表面加工に利用していた、金属を蒸気にして付着させる技術を応用し、効率よく特定部位にディスプロジウムを付着させることに成功した昨年12月から量産を開始している。また、ディスプロジウムの使用量が少ないため、省資源化にも役立つ。「日本以外では、この技術を応用したネオジム鉄ボロン磁石を製造していない」
と同社NEOMAXカンパニー技師長・松浦裕氏は言う
。中国メーカーが同社の技術を欲しいと考えてもおかしくない。
 付加価値の高い磁石を製造することができるのは、完成車メーカーなどとの作り込みで技術を蓄積してきたからだ。中国が真似しようとしても、パートナーがいなければ、そもそも真似できない。HVがよい一例だ。自動車メーカーは、低燃費を実現するため、ガソリンエンジンとモーターを併用した
HVを考え出したが、HVには高出力モーターが必要だ。高出力モーターには、高温にも耐えうる強い磁力をもつ磁石が不可欠である。この難しい要求に応えたのが、日立金属などの日本の磁石メーカーだったのだ。


 世界の産業が日本のこうした最先端技術にぶら下がっている

。磁石一つとっても、世界の中で最先端技術を持っているのは日本である。
レアアースが入ってこなくなることで、日本で高性能の磁石を作ることができなくなれば、
HVやEVが作れなくなることはもちろん、世界のハイテク産業がストップ
することになる。そうすれば、結局は中国自身も困ることになる
という「ブーメラン現象」が起きないとも限らない。

素材開発から用途開拓まで日本が進めてきたのだ
東京大学生産技術研究所の岡部教授は言う。「日本の技術力は持たざる者だったからこそ磨かれてきたのだ

技術は常に高いところから低いところへと流れていく

日本は常に技術革新を行い高いところにいれば良いのだ。

────────────────以上WEDGEより抜粋─────────────────
 


そうなのだ。資源のない日本は絶え間ない技術革新を続けていかなければならない。
だからこそ執念を持った技術者魂が必要だと思う。
その日本人の絶対に諦めない執念こそが新しいアイデアや工夫の源泉となり、世界にどこの国にも
真似のできない技術を生み出してゆくのだと思う。

そういう意味でも、優れた基礎技術を持つ日本の中小企業には頑張ってもらいたい。
そして誇りを持って現在の不況を乗り越えてもらいたい。

そのためにも僕は、世界が日本の技術を求めているということを中小企業に伝えていかなければならないと感じている。

こういうこと書くとどうしても自分自身と重ね合わせてしまう・・・

「持たざる者だからこそ」・・か

健常者なら普通に持っている肢体機能を失い、持ってないからこそ、
僕は人1倍工夫して今を生きている
健常者だったころの何十倍も日々の生活に工夫をして生きている自分がのここにいる。