日本の伝統の技にエコロジー技術あり

エコロジーとは・・

環境に優しいとは・・
最近のエコブームの疑問については以前の日記にも書き綴ってきましたが、
エコロジー=CO2削減というのではなく

ハブリッド車のような最先端の技術や、新規の発明だけではなく、日本職人技術者特有の螺子一本のミクロン単にの公差にも甘えない正確且つ精巧なもの作りによる省エネ・効率化こそが。資源の無駄遣いの防止、使い捨て社会からの脱却こそが本当のエコロジーではないかと思っております。

そういう意味で日本は古来からの「もったいない」の精神によって出来上がった工夫による
優秀な技術を持っていたではないかとうことに最近気付き始めています。


あくまで私見ですが、これは江戸時代の鎖国政策がもたらした良い面ではないかといます。
もちろん鎖国政策は、他藩に力をつけさせないための徳川幕府の戦略であったわけなのですが
良い意味で、鎖国してしまったことによって、小さな島国である日本は、その国土の限られた資源の有効活用を迫られ
ものを大切にする文化や技術が生まれてきたのだと思う。
もちろん鎖国政策は、他藩に力をつけさせないための徳川幕府の戦略であったわけなのですが
例えば、江戸時代のリサイクル文化には優れた技術があったと言われています。



江戸は17世紀の当時、世界最大の都市で、人口は100万に達していました。
17世紀の初めに江戸に幕府が開かれ、徳川直参の旗本たちの屋敷や全国300諸侯と言われた大名たちの屋敷が整備され、それらの需要をまかなうために日本全国からどんどん人が集まり、またそれらが需要を呼び、江戸は急速に肥大化の一途をたどっていました。
ところが、こんなに急速な発展を遂げたと言うのに、驚くべきことに江戸は当初から、同時代のロンドンやパリと言ったヨーロッパの大都市よりも、非常に清潔な町だったと言われています。
その秘密は、江戸が優れたリサイクルの町だったからだと言われているのです。

その一例を挙げてみます

傘の古骨買い&傘張り

時代劇を見ていて、喰い詰めた浪人者の内職と言えば、なんと言っても傘張りですよね
私が藩にお暇をいただいて浪人してから、最初に住んだ長屋の大家さんに紹介していただいたのも、傘張りです。
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さて、この傘張りという職業
これはもちろん、新しい傘を作るのにもこの職業はあったのですが、新しい傘を張るのは、やっぱり専門の職人さんがいらっしゃって、そんな職人さんたちがやっていました。
でも江戸時代の傘って、竹の骨組みに防水性の油紙を張ったもので、素材が紙ですからやっぱり破れやすい。
私たちのような浪人がアルバイトでやるのは、そんな新しい傘が破れてしまったものを、「 傘の古骨買い 」 という職業の方たちが町を回って買って来なさる。?その古い傘の破れた油紙を丁寧に剥がして、骨を水で洗って、またそこに油紙を張って再生する。
アルバイトに回ってくる仕事って、そんな再生の仕事が主でした。
古い傘の古い油紙は、もちろん無駄にはしませんよ!
傘は雨が漏るようになっていても、そこはやっぱり油紙。?防水性は、使い方によっては充分に残っているので、丁寧に切り分けて、きちんと洗ってから、お味噌などを売るお店に買い取ってもらうのです。
お味噌の小売屋さんは樽からお味噌を掬い取って、その防水性のある油紙に包んでお客さんに売るんです。
そんな油紙で包んだお味噌を買って帰ったお客さんは、またその紙を持って、お味噌を買いに行って、何度もそうして使うんです。
江戸時代の人は、物を絶対に無駄に捨てたりはしないんですよね。

そんな中で、私は日本の和紙について非常に関心を持っています。

和紙は、水に強く丈夫で破れないという特徴を持っています。

なんと400年前の和紙の巻物が現在でも残っているのです!

400年もの間保管する・・

現代の紙の無駄遣い社会から考えると考えられなことですね。

ちなみに和紙の特徴は以下のようなものらしいです。


繊維が長いため耐折度が大きく折り曲げに強い
引き裂き度が強く破れにくい
リグニンが少ないため長い時間を経ても黄色変化が少ない
湿潤強度が強いため、濡れても丈夫である
濡れた時の伸縮度が大きく、貼りやすい。
また、濡れた後、乾燥しても表面は波を打たない



今回はそんな和紙の特徴を生かした新素材を独自開発し、製品作りをされている会社を紹介します

株式会社セミアリッチという会社ですが、なんと糸と和紙を織り込んで作る生地です。

その生地を「瀬美庵織」という


この生地でカバンや雑貨を作るのである。背広まで作ってしまうのだ

これすごい!

ベース和紙が織り込んであるので、水に強く型崩れがしないのだ!


おしゃれである。この生地がまだ手織りなので価格はかなり高価だが、一部のエグゼクティブには

ステータスにもなり非常に好評だそうだ。


丈夫で長持ち、水にぬれても型崩れが起きない!素晴らしい

これこそ、日本の伝統の技によるエコロジー技術ではないか。

ハイブリッド車リチウム電池の電気自動車開発も良いが、こういった術をエコロジー技術としてもう一度見直すべきではないか

前回書いたようなハイブリッド車の生産プロセス上で起きる公害なども一切ない。


瀬美庵織についてはこちら・・

$まだ俺は生きている!脳卒中半身不随の元セブンシーズネット社長の気ままな人間考・エコロジー考